2009年04月04日
苦しみと痛みの先に
今回、
色んな期待を抱いて楽しみにしていた「東京行き」。
そのまる4日間、「首と肩の激痛」に苛まれ、
エステのセラピストとして、
アロマを使う者として、
自信を失いかけていた。
自己管理は必須であり、当然のことなのに、
ここまで来て、まだこんな私なのか・・・・・って。
それでも、こども達や、母や、東京の親戚の人や、
東京で会う約束していた人達や、出会った人達に
励まされ、気を使っていただき、
「鍼」や「ツバキオイルとラベンダー」や
最終的に、もうまったく飲まなくなって3年くらいなる「鎮痛剤」も飲んで過ごした。
(アロマに出会い、「薬」には本当に頼らなくなっていた2年間)
帰りの飛行機で、
頭の中をグルグル巡る気持ち・・・・・
「これまでの積み重ねてきたものが、振りだしに戻る感」が払拭出来ず、
そしてあえてそれをせず、
自分の気持ちを「自然なまま」に泳がせた。
次の日からの私はどうお客様に向き合えるのだろう、向き合っていけるのだろうか・・・・・・・。
それだけが小骨の様に心に突き刺さっていた。
不思議な事に熊本に帰ると、痛みは治まった(苦笑)(≡д≡)。
次の日、東洋医学もされる接骨院のベテラン先生が、
「自分も独立開業した1年目は倒れたよ」
「”癒す仕事”をする人は、自分も”人”に癒され、メンテしていくのは当然だよ」と・・・・。
開業されて15年の先生に言われ、
まず心がすーーーーーーっと軽くなる。
「明け渡せる心」・・・・・、そんな言葉が浮かんだ。
そして、ありがたいことに「予約」してくださるお客様。
なんだか、どっかが「軽く」なった私。
思いを「手」に乗せて、
自然に吸い付くように動く私の「手」。
私であって私でないような浮遊感。
だけど、確実にスムーズに流れていく感触。
「今回の痛み」が教えてくれた新しくて力強いストローク。
あぁ、やっぱり「終わり」はないんだな・・・・・。
いつかの本当の「終わり」の時まで、
「肉体」を持った私達は、
こうして生きていくんだな。
「旅」。
今回の「痛み」は私にとっての「最強の先生」だった。
